Ananda Yoga Studio

〜只今産休中〜
2021年タイヘ移転予定

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この国の子育ては変だ

常日頃、子育てをしていて、疑問が色々あります。うちはタイという国にご縁があるのですが、タイでは赤ちゃんが電車に乗ってきたらアイドル参上とばかりの視線で皆んな可愛い〜と電車全体が赤ちゃん胴上げ?のウェルカムムード。なぜかタイ人て赤ちゃんフレンドリーなんですよね。一方日本ではこの間見た中吊り広告では『ベビーカーはバス、電車では畳まなくても良いんですよ。優しく見守り、時には手助けしましょう』と書いてありました。わざわざ知らせるという事はベビーカー邪魔と思ってる人がまだまだいるってことですね?!タイではハウスキーパーさんは手軽に雇えて、シッターまでしてくれる。私もハウスキーパーさんと過ごした経験がありますが、私がコップで水を飲み、お手洗いに行ってる間にコップをすぐ下げては洗ってくれての繰り返しでそんな事までしてくれるの?!と思いました。↑結局コップは自分で洗うよと言いました。飛行機で隣の席になった、日本へ嫁いだタイ人女性、日本ではお母さんが全部やらなくちゃいけないからしんどい、と話していたり、親戚の集まりとか女の人しか働いてない、と聞き、だからやっぱり日本で子供がいてもいなくても、家庭の中で女の人大変、女の人炊事洗濯で忙しいのはおかしいわけで、日本特有の文化とでもいいましょうか。耐える🟰美徳お母さん、夜なべして手袋編まなくてもいいわけで。なんかそれ美談みたいになってますけど、ちっとも良い話じゃないと思います。お母さんだから頑張りなさい、もおかしいわけです。お母さんだから我慢しなさいもね。私は妊娠中出会った整体師に『お母さんなんだから〜』と言われましたね。それ2020年の話ですからね。昭和とかではないです。保育園に働いていないと子供を預けられないのは子供が産まれてから初めて知りました。産後うつでどれだけしんどいお母さんでも働いていなければ、誰の助けも借りられないわけです。え?おかしくない?少しずつ体制も変わってきていて、就労なしでも保育園へ預けられるケースも最近ではあります。やっとかな…日本て豊かな国なのでは?どうして認識がこんなに遅れているのでしょうか。やはり政治に興味を持たないというのも背景にありそうです。何かがおかしいとずっと違和感を感じまくっています。この国の子育てはやっぱり変だ!

すごいコンビニ

スタジオのすごい近くにセブンイレブンがあり、振り込みとか荷物の発送なんかも出来てしまうのでちょこちょこ寄るのですが、ここの店員さんがなんだか普通じゃない気がするんです。先日、京都鉄道博物館のチケットをコンビニで購入したら、『僕もここ行きたいんですよね〜初めて行くんですか?』と店員さんが言うんです。そんなアメリカみたいなことある?(アメリカではレジの人が何かしら客に話しかけてきたりが日常で結構ビビります。一人で勝手に歌ってる時もあり、本当こっちはどうしたらいいかわからない)少し小粋?な会話して、チケット買って、なんだったんだ、あれは、、、ってコンビニ出て思いました。その会話、全然嫌じゃなかったというか、むしろ楽しかった自分もいる。違う日はIKEAのエコバッグ持って、またチケットなど買っていたら、『IKEAバッグいいっすよね〜』って店員さんが話しかけてきてまた小粋?な会話が始まり、、、なんだ、このコンビニは。このコンビニだけアメリカなんか!?アメリカ在住歴ある人ばっか採用してるんか?それとも私は思いの外、常連みたいになっていてこの人知ってるって思われて、話しかけられるのか?謎は深まるばかりです。最近なんだか小粋な無駄話をしてくる人がいなくて、寂しく思っていたところ、接客が百貨店ばりに丁寧な店員さんに出会い、小粋な会話はないけれど、なにその感じの良さ?トレーナーとかが急遽現場に入っちゃった感じ?など考えていたら、買ったものを私の持ってるエコバッグに入れてやるとの申し出があり、そんなこと高級スーパーでしかされたことなくて、けどお言葉に甘えて、やってもらっていたら、なんかこの時間って手持ち無沙汰というか自分が急に荷物もバックに入れられない何も出来ないアホになったような時間で、学校の先生に宿題返してもらうのを待ってるみたいな気分になりました。うーん、トータルで見てもなんかほっこりするコンビニなんですが、是非立ち寄ってもらいたいですし、同じような体験された方は聞かせてください。不思議なんですが、好きなコンビニです。感じが良すぎて奇妙です。

あなたは休んでいい

2021年、テニスの全仏オープンに大坂なおみ選手が欠席した事は、多くの方がご存知だと思います。理由は自身のメンタルヘルスを優先したためです。一流のスポーツ選手が『休む』という事を選択したのはとてもセンセーショナルな出来事で、改めて私たちって休んで良いんだ!休む権利があるんだ!と感じさせました。私は特に休む事への罪悪感があり、家の中で横になってゴロゴロする事が得意ではありませんでした。横になってゴロゴロしたら、もうそこから起き上がれなくなるんじゃないか、自分はダメになるんじゃないか、時間を無駄に過ごしているんじゃないか、という恐れから、何か隙間時間があれば、出来ることを詰め込んでいました。けれど近年、休む事も悪くはないんじゃないかと思っています。夫婦でミュージシャンの『ハンバートハンバート』さんは3人のお子さんがいて、「2019年は平日しかライブをしません」宣言をして、家庭の時間を大切にした1年にされたそうです。休みたい時に休んで良いんだと大人が示せたら、これからの子どもたちも同じことが出来ると思います。自分のメンタルや体調を優先する事が出来るという事が当たり前の世の中になってほしいですし、周りも理解を示して、受け入れる事が出来る社会が必要ですよね。 24時間私たちは働けません。あなたは休んで良いんです。

今つらい気持ちのあなたへ

フィンドホーンをつくった、アイリーン・キャディのことばです。「自分を責め、否定的な気持ちになったところで、この世に愛をもたらすことはできません。世の中にはたくさんの暗闇があり、地球規模の難しい問題も数多くありますが、私は一人ひとりが前向きな思考をもつことで、暗闇を消していけると信じています。そしてこれは、私たちのそれぞれに課せられた仕事でもあります。現実を生み出しているのは、私たちの想念です。悪について考えれば闇を引き寄せますし、光に思いを馳せれば光を生み出します。嬉しいことに、世界中に同じ思いをもつ人たちによる光のネットワークが広がりつつあります。 光を地上に下ろす仕事をしたいのなら、すべての人をありのままの姿で愛し、他人をけっして変えようとしないことです。自分自身の心のあり方を変えるにはどうすればいいのか、常に自分に問いかけましょう。自分が変われば、周りに平和をもたらし、それはやがて少しずつでも波紋を広げていくからです。現状の不満を他人のせいにするのは、とても簡単です。けれど、「あなたがこうしたから私はこうなった」と他人を責めるのではなく、自分の内面を見つめて、この状況を変えるために自分は何ができるか、いつでも自分に立ち戻って考えてください。 また、もうひとつ申しあげたいことは、私たちは喜びそのものの存在だ、ということです。深い喜びは、静かな祈りのなかで体験できます。大きな喜びは、歌や笑いで表現されます。喜びは魂の健康にとても大切で、あらゆる人に喜びを表現する必要があるのです。私はいつも、生きることそのものに対する喜び、人と人との交わりの喜び、人生のあらゆる喜ばしいことに対する喜びに、感謝を捧げています」『フィンドホーンへのいざない 誰もが癒される不思議な場所がある』(寺山心一翁=著 サンマーク出版=刊)

幼稚園・保育園選び③

いよいよ今年もあと少し…子供の園探しに奮闘していましたが、そろそろそれが終わりそうです。一晩中、Google検索しまくって、あれじゃないこれじゃないと煮詰まりまくった私。一時間半かけて園の見学に行ったりした事も…毎日どうやって通うつもりだったんだろう笑ある時、もう探すのを辞めました。きっぱりもう辞めて、別に幼稚園なんて義務教育じゃないし、行かなくてもいいか!という気持ちになり、辞めてしまいました。しばらくそんな日が続きました。ある時、ふと以前、入園説明会が満席で参加できなかった園の事を思い出しました。一年越しにホームページ拝見すると、説明会第1部はもう満席、第2部はどうやら参加できそうで、参加してみました。そうしたら第2部はなぜか、私たち親子のみの参加。ゆっくりと見学でき、子供も夢中で先生とマンツーマンで遊んでくれていて、代表の方を独占してなぜかゆっくりお話し出来たりして…『あ、この園だな』と感じました。私たちは何かを見つけたい時、答えを得たい時、必死になって探しますが、ふとその手を止めても、ちゃんと答えが用意されていたりするのだなと感じました。探す、頑張るという行為は自分自身を充分ではない、自分自身の中に答えはないと信じてしまっているから行うものなのかなと思います。日本では頑張るのが美徳とされますが…日々、頑張っている方すみません…そして執着というのは思いの外、人生の流れを妨げるものなのかもしれません。私は今回の事で、手を離して、人生の流れを信頼する事の大切さを感じました。アランコーエンさんのやさしい奇跡のコースの本では夏の小径に例えられていますが、各々の人生にとっての正しい方向というのは、夏の気持ちの良い風が吹き、明るい太陽が差す、小径に自然に誘われるように快適で頑張らずとも自然にふっと現れるもの。激しいものではありませんし、泥臭いものではありません。夏の小径に誘われるのを待つ必要もあります。ちょっと忍耐が必要な時もありますが、適切なタイミングで適切に物事は動きます。2023年の私の大きな学びでした。2024年もよろしくお願いします!